みんなのチカラで
今度の見学会は、コロナ禍でもあるので人数制限の関係上『会員様限定』の時間を設けています。
八鶴会(やつるかい)の会員にはハンドメイドのストラップが渡されます。エッチングした『八鶴館』の文字を木片に1枚1枚丁寧に焼印して、裏には筆で番号を手書きして根付用の紐を通しています。
みんなの八鶴館はこうしたボランティアの方々の手作業によって支えられています。旧館の建物は少し傾いてしまって建具のアタリの悪い所がありますが、シニアの方がカンナを持ってきてさっと調整してくれます。
今回の公開日は満月のお月見を楽しんでもらおうと、日没後も入館が可能になっています。
そのための準備として、照明が切れている箇所や手元が暗く危険な箇所などはチェックして改善をします。
ホールから旧館に入る付近のスロープに手すりがつき、電気屋さんが照明を追加してくれました。
会員さんが、手作りの靴ベラを用意してくれました。
お掃除ボランティアの話を聞いて、近所の工務店の若社長がドリンクの差し入れを持ってきてくれました。
リサイクル等を扱う会社の社長が事務室にノートパソコンを寄贈してくれました。
できる人が出来ることをする。
『みんなの八鶴館』は
みんなのチカラで守る地域の文化財建物です。