八鶴湖浄化プロジェクト会議

八鶴湖の水質浄化を目指して、2007年に設立された市民団体です。

東金市の中心部、鴇ヶ峰(ときがみね)と呼ばれる丘陵の山懐に抱かれた八鶴湖(はっかくこ)は、徳川家康が東金で鷹狩をするために築いた御成街道の終着点にある。もとは谷津田の水を潤す小さな沼沢池であったが、鷹狩再訪時の宿泊場所として建てられた東金御殿の庭池として整備され、家康・秀忠・家光の三代にわたってその目を楽しませた。
幕末には、詩人の遠山雲如がその光景を中国の西湖になぞらえ、「東金郭外小西湖」と題する詩を詠んだことから有名となり、文人墨客の往来する地となった。
明治から大正にかけては湖畔に桜が植栽され、近隣の岩川池や東金公園とともに一大観桜エリアを形成、「花の東金」のシンボルとなり、昭和から平成となった今日なお、東金の原風景として市民に親しまれている。

しかし、高度成長期に周辺の大規模開発が進み、水環境が大きく変化、閉鎖水系となったことから、夏にはアオコの繁殖による悪臭が発生するなど、水質の劣化が深刻な状態となっている。(平成19年9月25日記者発表より)

設立当初に掲げた導水計画は地域住民のコンセンサスを得ることができず、実施に至っていません。しかし、その後十数年に亘って、市や商工会議所と連携しながら八鶴湖の環境美化・水質浄化に努めています。

現在は東金商工会議所で開催する定例会議を通じて、八鶴湖周辺の情報を共有し、必要に応じて水抜き、清掃など環境保全に努めています。

八鶴湖浄化プロジェクト会議は、東金の原風景ともいうべき八鶴湖の水を市民の創意工夫によって浄化し、東金市民が未来にわたって誇りうる「花の東金」にふさわしい環境再生を目的に、本年5月に東金商工会議所東金市、東金地区区長会、東金市観光協会その他市民有志が中心となり立ち上げた団体である。(平成19年9月25日記者発表資料より)

八鶴湖浄化プロジェクトは千葉県東金市で行われている市民協働のムーヴメントです。
一周約800mのあまりにも小さな湖『八鶴湖』と、一周約4kmの巨大な池『雄蛇ヶ池』・・・聞けばどちらも1614年に出来た人造池(湖)だそうです。まもなく400歳を迎える歴史ある2つの湖水は、2008年秋の『八鶴湖浄化プロジェクト』でひとつになる。。という計画から始まりました。
設立当初の活動を紹介したホームページ
【設立当時の実施体制】
代表     三宅英雄(東金商工会議所会頭)
副代表    織本雄二(東金市区長会)
世話人(座長)野口英一(社団法人 千葉県建築士会)
世話人    西川泰雄(東金市観光協会)
世話人    古川達衛(山武管工事協同組合)
世話人    高知尾嘉洋(東金市商工会議所青年部)
監事     島田輝幸(東金炭工房)
監事     村  誠(九十九里地域産業振興会議)
事務局    川戸信彦(東金商工会議所)
オブザーバー 東金市商工観光課
オブザーバー 東金市土木課
(平成19年9月25日記者発表時)

浄化プロジェクト会議に関する問い合わせ  東金商工会議所 0475-52-1101

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