補修作業

もともと八鶴館は大勢の宿泊客が利用する鉱泉旅館だったので、水道管もとても太いものが入っていて、1ヶ月何もしなくても水道の基本料金が何万円もかかっていた。そのため2025年にこの水道管の権利を分割し、水栓を分ける工事をした。これ自体は合理的なことで

A. ①本館 ②新館および浴室棟 ③別館ホール の3系統の水栓を設置し、必要に応じ開栓・閉栓してコントロールするようにした。

B. 残りの権利を売却することで運転資金の一部にした。

普段、貸室などで使用する水道は専ら別館さくらホールの水道・トイレなので、たまにしか使用しない本館や滅多に使用しない新館および浴室棟界隈の水道は閉栓しておけば基本料金さえ節約できるというものだ。

 

所有者は空き家となった八鶴館建物群について、収入がない以上は可能な限り経費を詰めてしまいたいという想いから、考えた末の「名案」だったといえる。

いっぽうで、ここ1~2年のあいだ、本館ではALSOKの空間センサーが夜中に頻繁に発報するようになって、どうやらネズミか何か生き物が棲みついているらしいという事態になっている件や、今年に入って新館界隈で水漏れや水道管の破裂などがあちらこちらで見られるようになった件などが、水栓を止めたことによるものではないかと疑ってみたりしている。

というのも

八鶴館で使用している水道管の大部分は昔ながらの「鉄管」を使用していることから、水道管を一定期間通水しないでいると錆が発生してしまい破損を引き起こしているのではないか。また給水管、配水管には通水することで自然と封水トラップに水が蓄えられて臭気や虫などの行き来を防ぐ効果があるが、栓をしてしまうことで封水トラップが機能しなくなるとネズミなどが下水管から上がってくることも可能になってしまうのではないか。

だとしたら、資金繰りのためとはいえ、安易に水栓を止めるのは必ずしも建物のためにはなっていないということになる。

ただそこに置いておくだけではダメで
やはり使ってこそ「保存」できるのだ

などと、つくづく思いながら修繕を続けている。

意味がないバルブから常時漏水していたので

いっそのこと外してシンプルにしてしまった

勝手口階段にクラックがあり雑草が蔓延っていたので

速乾セメントを塗って埋めた

Previous post 5.10お掃除&修繕
Next post 本館2階萩の間の雨漏り
Translate »